1 ルール理解の道しるべ


(1)対戦形式の進化 
~盤上対戦ルールとネット対戦ルール~

「盤上対戦ルール」

五竜陣の原点は、同じ盤を囲み、
じっくりと思考を重ねながら楽しむ二人対戦の「盤上対戦ルール」にあります。


対面ならではの緊張感や、相手の一手を読み合う駆け引きが、
五竜陣の奥深さを際立たせてきました。

「ネット対戦ルール」

現在では、遠く離れた相手とも対戦できる
「ネット対戦ルール」が新たに加わっています。

一手ごとに時間制限を設けることで、対戦はよりテンポよく進み、
短時間でも緊張感のある勝負を楽しめるようになりました。


 
こうして五竜陣の戦いは、
場所や距離を越えて、さらに広がりを見せています。


(2)竜伝説の掟 
  ~ルールの原点~

天と地を結ぶ世界

縦30・横60のマス目からなる対戦盤は、天と地のあいだに広がる竜たちの世界です。

対戦盤の上縁天上下縁地上と定めます。


この世界では、
火竜は地上(下縁)から天上(上縁)へと燃え上がり、
水竜は天上(上縁)から地上(下縁)へと、雨となって
降り注ぎます。

盤の上下は、竜たちの宿命づけられた進路を表しているのです。

そして、
火竜は、天上(上縁)に
水竜は、地上(下縁)に
より近づいた方が勝者となります。

 五匹の竜

対戦で用いる駒は、竜を形づくる、「ペントミノ」です。

五つの正方形から成るすべての形
――12種類のペントミノが用いられており、これらの駒をつなぎ合わせることで、五匹の竜を生み出します。


各駒には、その形になぞらえて
アルファベットの名が付けられています。

多くの駒は、ほかの駒と
二か所以上でつながる「つなぎ目」を持っています。
しかし、Pの形をした駒だけは、
「つなぎ目」が一か所しかありません。

この特別な駒は、「竜頭(りゅうず)」と呼ばれます。

竜頭(りゅうず)

竜頭は、竜を生み出す最初の一手として用いられる、特別な駒です。

  • 火竜の場合は、地上(下縁)に
  • 水竜の場合は、天上(上縁)に

竜頭を置くことで、そこから他の駒をつなぎ、竜を構築していくことができます。


さらに竜頭は、
竜が敵陣へと侵攻した最先端の位置で
「タッチダウン」できる、唯一の駒でもあります。


このタッチダウンの位置こそが、対戦の勝敗を決める、
最も重要な目印となるのです。


(3)ルールの概要


五竜陣のルールの概要をマンガでわかりやすくしたのが「天まで昇れ、火竜と水竜」です。


2 五竜陣のルール
 ~ネット対戦ルール


(1)準 備

※対戦レベル(制限時間)
 ~ネット対戦ルール

通常戦(1分)/塾考戦(3分)/
速攻戦(30秒)/研究戦(制限なし)

※先後手の決定方法

  1. 通常は、上位者が後手(水竜)となる。
  2. 上下位がない場合は、じゃんけん等適宜の方法で決定する。


(2)ゲームの開始

  • 先手:5個あるP駒(竜頭) のうち1つを、自陣(下縁)に接して置く。
  • 後手:相手の配置を見て、自分のP駒(竜頭)を自陣(上縁)に接して置く。
  • 「竜頭」は、それぞれの竜の出発点となる。

※竜頭の置き方
縦置き/横置き/裏返し、いずれも可。

※2手目以降の駒
2手目以降は、どの駒をどの形で使うかは自由。
ただし、必ず接続端同士で接続する。


(3)ゲームの進め方

  • プレイヤーは交互に1手ずつ駒を打つ。
  • 制限時間内に打たなければ、駒を打つ権利を失い、手番は相手に移る。
    ネット対戦ルール
  • 駒同士の接続は自由。
    ただし、接続は、必ず双方の駒に設けられた接続端同士で行う。

※駒の種類と接続端

※新しい竜を作る場合

  1. 自分の手番で新たにP駒を置く。(置くタイミングは、自由)
  2. P駒からつながった列は 1匹の竜を表す。


(4)禁じ手

① 枝分かれ(ブランチ)の禁止

 1つの駒から2方向以上に分岐することはできない。(双胴の竜は不可)

② 自駒との接触(コリジョン)の禁止

 接続部分以外で自分の駒同士が接触することはできない。
 ただし角と角の接触は許される。


(5)タッチダウン

  • 1匹の竜が目標位置まで進んだ時点で、出発点のP駒を取り上げ竜の先端につなぐ。
    これを「タッチダウン」と呼ぶ。

※竜が進んだ位置

  1. ゲームの勝敗は、タッチダウンした竜頭と相手陣のゴールラインとの距離によって判定される。
  2. 竜がどれほど深く進んでも、タッチダウンしなければ有効とならない。


(6)ゲームの終了
  ~ネット対戦ルール

  • ゲームは、次のいずれかの条件が成立した時点で終了する。
  1. どちらかのプレイヤーが、5個ある P駒(竜頭) のうち1つを、相手陣(ゴールライン)に接してタッチダウンした場合。(説明図参照)
  2. プレイヤーのいずれかが敗北を認め、「投了」を宣言した場合。
  3. プレイヤー双方合わせて連続4回、制限時間内に駒が打たれなかった場合。


(7)勝敗の判定
   ネット対戦ルール

  • ゲームの勝敗は、終了条件により次の通り判定する。

① 最初に、相手陣(ゴールライン)に接してタッチダウンした場合は、タッチダウンしたプレイヤーが勝利。

② 「投了」を宣言した場合は、宣言したプレイヤーが敗北。

③ 連続4回制限時間内に駒が打たれなかった場合は、タッチダウン済み駒のうち最も相手陣に近い駒を比較し、近い距離にあるプレイヤーが勝利。
 距離が同じ場合は、次に近い駒を比較、さらに同じ場合は、次の駒を・・・全ての駒が同じ場合は、水竜が勝利。