竜伝説ボードゲーム「五竜陣」が、
 20年の時を経て、 今、再びここに蘇る!

「五竜陣」とは

五竜陣縁起


 遥か昔、越中の国後立山連峰餓鬼ヶ岳に火竜が、また、その渓谷を流れる黒部川には水竜が棲んでいました。
 二匹の竜は、お互いに自分の力を誇示するため、いつも競って暴れまわっていました。
 火竜は、火となり雨雲を追い払い、焼けつくような日照りを招いて作物を枯らし、水竜は、水となって川を氾濫させ、洪水を起こして人家を流し,いつも里の村人たちを苦しめるのでした。

 これをご覧になった神様は、双方を同時に天上へ召喚して先に到着した方をそのまま天上に棲まわせ、二匹を引き離すことにより争いをなくしようと考えました。
 召喚された竜達は、広い天上に棲みたい一心で、先を争って天に駆け昇ろうと、凄まじい戦いが始めました。
 火竜は、直ぐ様、炎となって天上を目指してもの凄い勢いで燃え上がりました。
 これを見た水竜は、竜巻を起こしてその炎を吹き飛ばし、火竜が一瞬怯んだ隙に竜巻に乗ったまま一気に天上に駆け上ってしまいました。
 軍配は水竜に上がり、天上は、水竜の棲み処になりました。

 時は流れ、戦いに敗れた火竜の子孫が棲む餓鬼ヶ岳は、名も五竜岳と呼ばれるようになり、そこに棲む五匹の火竜たちは、今もなお天上に昇ろ機会をを伺って隙あらば燃上がろうとしているそうです。
 一方、天上にいる水竜の子孫達は、これも五匹で燃上がろうとする火竜たちを抑えるために代わる代わる黒雲となり雨となって後立山連峰に降り注ぎ、黒部峡谷の急流となって黒部川を下り富山湾に流れ出て、また、竜巻に乗って天に昇るという輪廻を繰返していると言われています。

「五竜陣」は、この火竜と水竜の戦いをボードゲーム化したものなのです。

※「五竜陣」では、この縁起に因んで、下級者が火竜となって先手を取り、上級者は水竜となり後手に回ってプレイを開始します。

名称の由来

 「五竜陣」は、匹(Penta)の(Dragon)が形を組んで相手のに侵入(Penetration)するゲームであることから
 「五竜陣Pentragon)」と名付けました。

コマの形と特性

 「五竜陣」で使用されるコマは12種類あり、「Iコマ」「Tコマ」「Lコマ」等それぞれの形に似たアルファベットの名前がつけられていますが、実は、どのコマも正方形を5つ組み合わせてできる形をしているのです。
 ここにもまた、「五竜陣」の「5」(Penta)へのこだわりがうかがわれます。

 またコマには、双方向に繋がるものだけでなく3方向、4方向につながるものもあり、戦術の幅を広いものにしています。
 特に、双方向に連接できない、即ち、行き止まりになる「Pコマ」を「竜 頭」(りゅうす・Dragon head)としてゲームの始めと終りに使っているのも面白い工夫です。